2006年11月27日
横浜FC 夢に蹴りをつける
元日本代表のカズ&城の活躍もあってクラブ創設8年という短さで横浜FCがJ1への昇格を決めた
皆さんはかつて横浜フリューゲルスという日本中に感動を与えたチームがJリーグに居たのを覚えているでしょうか
親会社の全日空が経営不振のためチーム運営から撤退を表明し、横浜マリノスに吸収合併され、チームは事実上消滅となることがきまった同年開催の天皇杯、負ければその時点でチーム消滅という状況の中、準々決勝でジュビロ磐田、準決勝で鹿島アントラーズと当時のJリーグで突出した強さを持っていた2チームを破り決勝まで勝ち進んだ。 1999年1月1日の決勝では、清水エスパルスを逆転で破って優勝
(2-1、得点者:久保山由清、吉田孝行)。 合併発表後、リーグ戦・カップ戦を通じて1度も負けることがなかった。脅威のチームである。僕もこの横浜フリューゲルスのサポーターだったのでとても感動しました。
横浜フリューゲルスにはGK森淳彦(引退)・楢崎正剛(名古屋グランパス)、MF山口素弘(横浜FC)・前園真聖(引退)・遠藤保仁(ガンバ大阪)・反町 康治(Uー21日本代表監督)・永井 秀樹(大分トリニータ)・三浦 淳宏(ヴィセル神戸)などなど現在も活躍中の選手が大勢在籍していました。特にあの頃の前園と三浦淳の人気は凄くってみんなゾノの真似をしていましたね。
こぉ言った選手やチームの事が大好きなサポーターが声をそろえて市民団体を設立して出来上がったのが今の横浜FCである。前期は最下位と圧倒的にJ2の厳しさを味わったチームが今期はチームのまとまりがJ2No.1と言われるほどになりキャプテン城の活躍とカズの頑張りが刺激となって最終節を残しての優勝となりました。
またカズ&城の2トップがJの舞台で見られると思っていたんですが、城 彰二選手が23日に突然引退を発表して「もう一度チームが心を一つにできるチャンスだと思った」と説明。「優勝して昇格するために死ぬ気で戦いたい」と残り2試合への意気込みを語った。
☆本人のコメント
「いつもスタジアムに足を運んでくれるサポーターに、最初に伝えたかったのでスタジアムで発表しました。そして今シーズン、チームをJ1に上げることだけを考えてやって来た結果、皆さんから力を貸してもらい、横浜FCのキャプテンとして一体となって、優勝して皆でJ1へ上がる歴史を刻むために、あと2試合、足が折れても何が何でもという決意を伝えたかったからです。残り2試合、昇格するために戦います。応援よろしくお願いします。」 横浜FC広報
と言う事になった僕らからしたらまだヤレると思うし、J2の試合を見ていてもヤレていたと思うけど、昨日のやべっちFCで城の独占を流していたのを見てプロにしか分からない、本人にしか分からないズレというか、もどかしさがあって引退を決めたみたいだし、指導者としての新たな目標も決まっていたので、お疲れさん
と言ってやりたい。
さて、J1の優勝は浦和レッズvsガンバ大阪の直接対決で決まることにもなったし、J2の後1席も最終戦に持ち越されたし、最後の最後までJは面白い試合がここ数年続いているのですんごい面白い。どっちが勝っても素晴らしい試合になると思うので今週末が楽しみだ